【1分☆ブログ】ようこそ飯テロ☆

元全国4位ライフセーバー料理人→でも、お腹は現役☆

【82食目】知ってお得♪意外と知らないカンタン日本の出汁のプロの引き方をご紹介~☆

 

出汁=料理のベース

 

そういえばさいきん、

お伝えしていなかったですが、

自分はもともと和食の料亭の料理人を

生業としてやっていました🤗

 

せっかくなので、そこで学んだこと

思い出しながらではありますが、

時たまつづっていこうかと思います♪

 

少しでも、

皆さんの生活のお役に立てたなら

幸いです♪

 

1.そもそも日本の料理はカンタン!?

まず、出汁の引き方をお伝えする前に、

前提の部分からお伝えしていければと☆

 

今、都内にある美味しい和食の料理屋さん

かなりいっぱいあると思います♪

 

しかもコース料理を扱っているところだと、

単価が8000~20000円など、

かなり気軽にいけるとはならないですよね~☆

 

どうでしょうか?

皆さん!そういうお店の存在を知ってると

和食ってけっこう手間や技術が必要なんじゃないか

 

って思われる方も少なくないのでは?

 

たしかに料理をこだわり・追求しまくれば

それなりの技術は必要になっていきます☆

 

ただ、他のひと・大事なひとに

おいしいって言って食べてもらいたい♪

ということであれば、和食意外だれでも

カンタンにつくれてしまいます😃✨

 

家庭料理で思いつくのって

けっこう和食が多かったりしませんか?

 

豚汁、肉じゃが、ブリ大根

煮物、味噌汁、漬物、焼き魚

鶏の照り焼き、卵焼き、生姜焼き

などなど

 

2.しかも、実は味付けがシンプル

別で今度お話させて頂ければ

と思いますが、下記の通りの公式的なものがあります♪

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

出汁:醤油:みりん(:酒)(:砂糖)

〇:1:1(:1:1)

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

本当にシンプルなところで言えば、

この出汁の割合に当たる「〇」の数字をいくつかにするかだけです☆

 

イメージは、例えば

 

うどんなら、出汁を効かせるので、

〇の部分に18~25が入ったり、

 

生姜焼きだったら、味がしっかり目なので

3~5が入ったり♪

 

3.つまり、和食では

出汁を決め

醤油塩分の補強(出汁を最大限引き立たせる)&香りづけ

味醂甘味で味全体のバランスを整える

※あくまで、醤油と味醂は、出汁の補助で使ってるんです♪

 

ということになります☆😁

 

つまり、出汁=和食の命(味のベース)

なんです☆

 

だからどのお店でも、

この出汁をとてつもなくこだわって作っているんですよね~☆

では、さっそく出汁の引き方をサラッとですが

ご紹介しますね~☆

 

 

4.《 出汁の引き方 》

まず出汁には、

一番出汁と、二番出汁が大きくあります♪

 

「一番出汁」

◇◇◇◇用意するもの(3点)◇◇◇◇

・こんぶ(出汁こんぶでもOKです♪)

→昆布によって用途が変わっていきます☆詳しく知りたい人はこちらを♪

かつお

→削りによって用途が変わっていきます☆詳しく知りたい人はこちらを♪

・水(できたら水道水ではないもの、かつ軟水)

→硬水だと出汁が引きづらいです。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

①水に1時間くらい昆布をつけておく(常温)

※こちらの過程は省くこともできます♪

が、より昆布のうまみを引き出したい方は、やっておくことをおすすめします(また、冬の場合は、水の温度が低いために夏よりも出汁を引きにくいので、あらかじめつけておくとよいと思います♪)

※つけすぎると、まずくはないですが、昆布からとろりと濃度のあるエキスが流失してしまいます☆料亭ではそこも繊細にこだわるので、あまりやりませんが、決して悪い物ではありません。

②かなりの弱火で、少しずつ鍋の温度を上げていきます☆

→鍋底から気泡がぷくぷく~っと少しずつ出てくるまで待ちます☆

③上記のように出始めてきたら、だいたい鍋温度が50~60度(昆布から出汁が一番取りやすい温度帯)くらいになっています。その泡が激しくなり始める前のタイミングで、鍋から昆布を取り出します♪

※70度以上になると、昆布から余計なものが流失してしまうので、一番出汁と呼ばれるものを、創るときは取り出します☆

④鍋のお湯が完全にわいたら、火を止めます(ここからの順番大事です♪)

かつお節を鍋全体に均等に入れます(イメージは削り節で、鍋にフタをして香りを閉じ込めるかんじです)

※この段階で、一切削り節には触りません。

⑥お湯を吸って、削り節が少しずつ湯に漬かってくるのを待ちます♪

→薄削りを使っていくので、すぐに旨味と香りを引き出せるので、全体が使ったと思ったら、鍋の中身をすべて濾(こ)します!

※濾し方は、濾し布があればベストですが、基本的にないと思いますので、キッチンペーパーをザルに敷いて濾すでOKです♪

 

これにて、一番出汁は終了です♪😁✨

おつかれさまでした♪最初は慣れないところもあるかもですが、

慣れて行ったらかなりカンタンです☆🙌

 

二番出汁の引き方はまた、別の記事で♪

 

付録で、出会いもうれしい、みんなでわいわい

おでんも楽しめる・美味しいお店を

ご紹介して今回は締めていきますね~☆

 

 

東京おでんラブストーリー 恵比寿

 

tabelog.com

 

東京おでんラブストーリー(インスタグラム)

 

 

 

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↑ 大人気☆王道のおでん「大根

 

 


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↑ 出汁が沁み込んだ「つくね」~✨

 

 

以上です♪

では~☆

 

 

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☆参考URL☆

昆布の種類(昆布いろいろ)|こんぶネット(日本昆布協会)

削り方の種類と上手な使い方 |